2009年1月12日月曜日

看板から自らの代名詞

 楽天・野村克也監督(73)が11日、仙台市内でスタッフ会議に出席、今季のスローガンを「Smart&Spirit 2009 氣~越えろ!~」に決定した。気迫全開の精神野球で球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)出場に導き、2011年までの監督続投を勝ち取る決意を示した。
 魂は燃え尽きていない。今年初のチーム行事を終え、野村監督の口から飛び出たのは、続投への決意表明だった。「(楽天監督としての)3年が終わって、また新しい3年が始まる。今年は球団創立5年目。節目の年に、いい結果がついてくればいい。今年からまた新たな3年を目指して、頑張ります」眼鏡の奥のまなざしは本気だった。
 08年は3年契約の最終年。今季、1年契約での続投が決まり、自ら「野球生活の集大成。有終の美を飾りたい」と語っていた。球団側も今オフには中日からFAで中村紀洋を獲得し、先発候補としてヤンキースのラズナーを補強するなどバックアップ。これらの充実した戦力を背景に、一気に楽天の黄金時代を築き上げたい、との野望がある。
 狙うは球団史上初のAクラス。勝つためなら看板から自らの代名詞である“ID野球”も捨てる。今季スローガンは「氣」に決まった。「逆もまた真なり。原点に返って、今年は精神論から入る。精神論は初めてだね。気力、気迫、元気…気を入れて乗り越えていこうと。気合入れてやるよ」蓄積されたID野球をベースに、むき出しの闘争心で勝利を奪う覚悟だ。
 「花道はいらない。自分で作る」短い言葉に意地をしのばせた名将。勝負の今季も頭脳と気迫を全開に、魂のタクトを振るう。

スポーツ報知

今年はどんな野球を見せてくれますかねぇ

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